December 31, 2009

大晦(おつごもり)

 年々一年が短くなる。
 まあこれは、頭の中にある時間の概念が絶対的時間ではなく「単に一つ」と捉えられているために10歳の時の一年は十分の一と感じるが、50歳になれば当然五十分の一と感じるわけで年々一年は小さく(短く)感じられるようになる。仕様のないことだ。

 昨日、妻が仕事をしている時間に粕汁を作った。先日新酒を買った時におまけで酒粕を頂いたので、寒くなったことだし、時間のある時に粕汁を作ろうと思っていた。その時間があったのが昨日というわけですね。
 具は人参、大根、蒟蒻そして鮭のアラ。思い立った処で近所のスーパーに行き、蒟蒻と鮭のアラを買ってきた。鮭のアラがなかったら塩鮭でもいいやと思っていたのだが、うまくアラがあった。今年は碌な事がなかったが、美味い粕汁の為にアラが調達できたことで何となく良しとしようかという気になった。そしてこの甘塩の鮭のアラが仲々いいものだったので本当に良かった。
 作り方は簡単、人参、大根を食べたい大きさに切って、水で煮る。蒟蒻も食べたい大きさに切って、湯を掛けて臭みを落として人参、大根の鍋に入れる。そこにこれ又熱湯を掛けて臭みが出ないようにした鮭のアラを投入する。後は酒粕を細かく千切って、水に浸して電子レンジでチンをしてから少し潰して鍋に投入する。適当に煮えた処へ(昨日は)白出汁少々、マルコメの出汁入り合わせ液味噌も少々いれた。これで気に入った味に調整して、更に煮込んで完成!妻には可成り好評であった。本当に身体が温まるので、冬には粕汁が恋しくなる。

 愛娘あかねを今はスッカリ元気になった。28日には堤防で60回ものボール投げをして走り回り、それでも飽きずにボールを投げろと言う。元気なものだ。
 29日には私の実家恒例の餅搗きに連れて行った。みんなに可愛がられて迷惑そうであった。餅を食べさせるわけにはいかないので、海苔をやったら喜んで食べていた。

 屋上のバラは、今年は植え換えではなく、鉢の上半分の土の入れ替えだけにした。何とか来年も綺麗な花を咲かせて欲しいものだ。植え換えた方が良いんだけど20数鉢もあると土の一部入れ替えだけでも仲々大変だ。マアコレで何とかなればそれに越したことはない。頑張れ!我が家のバラ族よ!

 さて今年は104冊の本を読んだ。私としては可成り多い方だ。こんなに呼んだのは学生時代以来ではないだろうか?特に9月に佐伯泰英の「古着屋総兵衛影始末」シリーズを読み出してからはペースがぐっと上がった。9月以後に読んだ本が50冊である。4ヶ月で約半分を読んでいる。面白かったのもあるが、簡単に読めてしまう、と言うこともある。ちょっと時間のある時だと1日1冊くらい簡単に読めてしまう。遅読の私がそうなのであるから普通の人なら2冊くらい簡単なのではないだろうか?今年はそんな作家に出会えた年だった。
 あまりにも簡単に読めてしまうので、これなら私でも書けるな、と思った。勿論錯覚だ。書けるわけがない。簡単に書けるくらいならとっくの昔に書いている。私は学生の頃、劇作家志望でもあった。書けないから作家には慣れなかった、まあその為の努力もしなかったが。然し「書ける」と錯覚していた時に、宮部みゆきを読んだ。私には到底書けないと思った。宮部みゆきは凄い!面白いし、文章もストーリーも云う事はない。

 では今年のベストスリーの発表です。

 第3位 宮部みゆき「かまいたち」
  私の錯覚、妄想を打ち消した作品。宮部みゆきの最初期の作品。これでこの出来!素晴らしい。まだ買ってきただけだが、宮部みゆきを来年は読むぞう!!徹底的に読むぞう!

 第2位 高野秀行「西南シルクロードは密林に消える」
  矢張り高野は面白い!もう無茶苦茶です。よく生きてるなあ!

 第1位 柳田邦男「零式戦闘機」
  プロジェクトXですね。技術者達の姿勢、思想、すべてに渡って素晴らしい。本当に面白かった。こういう内容の本をすぐに戦争と絡めて忌み嫌う人が居るが、そういうことは、この本の時だけでも考えずに是非一度読んでいただきたい。

 もう一冊岩下尚史「芸者論-花柳界の記憶」も是非読んでいただきたい。面白いよう!門松の竹が斜めに切ってあるのは堅気の家では有り得ない、とか色々ためになる知識が満載です。
 他にも良い本がいっぱいあったけど仲々書ききれないのでこのブログの読書星取り表を参考にしてください。来年も良い本に出会えると良いなあ。

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May 20, 2006

梅雨でもないに

 全く梅雨に入った訳でもないのにこのところよく雨が降る、今日は晴れているが。
 雨自体はまあ良いとしても、折角咲いた薔薇の花が散ってしまうので困る、と言うか一寸悲しい。薔薇の花の中に雨が溜まって花は俯いてしまうし、雨水の重みで花弁は開き落ちてしまう。雨さえ降らなければ我が家の屋上は薔薇の花に満たされて大変幸福な景色になるのに、残念である。まあそれでもよく咲いているのではあるけれど。満開まではもう少しかかる。何とか暫くは好天が続いて欲しい物である。

 さて今日はお休み!と言うわけでギター三昧である。まずは弦の張り替えだ。EJ-160Eの弦を張り替え一寸弾いた。矢張り新しい弦は良いなあ。私のEJ-160Eはナットもサドルもブリッジピンも交換してある。ナットとサドルは何と象牙!そしてブリッジピンはタスクである。Originalの時の音は大変安っぽく、それはそれでチープな魅力はあったのだけれど、ブリッジピンとサドルをタスクに換えたところ結構音に迫力が出てきた。そこで試しにナットを象牙にし(自分で削った)、ナットを買う序でにサドルも象牙を買い、交換した。この仕様にしてからというもの暫くはこのギターばかり弾いていた。もう大変迫力が出て、Gibsonっぽい音になったのだ。ジャリジャリした音、って奴ですね。弾いていて気持ちいい!勿論ストローク向きである。EJ-160E は Epiphone製であるが、EpiphoneはGibsonに吸収されてしまっているのでGibson製とも言える。第一本家GibsonのJ-160Eのトップは合板だが此方は単板である。そう言う意味では鳴りが良い筈である。合板より単板の方が良い、とは一概に言えないがまあ概ねそうである。昔のS.YairiのYF-200のように合板でしかも(S.Yairiでは一番の)安物だが大変立派なギターもあるので合板と雖も馬鹿には出来ないが、まあ概ね単板の方が良い。(本家J-160EのTopが合板なのはハウリング防止の為らしい、ちゃんと理由はあるのだ。それでなければあんなに高いのに合板はみんな許してくれないだろう)
 話を戻して、そんなこんなで我が家のEJ-160Eは大変よく鳴り、且つ響きも良いのである。ナットは面倒かも知れないが、EJ-160Eについてはサドルとブリッジピンを交換することを私はお薦めします。EJ-160Eをお持ちの方は一度お試しいただきたい。絶対良くなるから。ナットも本当に安物のプラスチックだから交換した方が良いけどね。

 もう一本弦を換えた。YD-302-12である。12弦ギター!ハッキリ言って超面倒臭い!弦交換は兎も角として、チューニングに時間がかかる。それでも最近はヘッドに挟んで使うチューナーを使っているのでまあ気になる程ではないが、音叉とハーモニクスだけで調弦していた頃は本当に大変だった。合わせても合わせても狂うのである。今よりもっと知識の無かった頃は何でこんなに合わないんだろう?合わせた弦がどうしてこんなに狂うのだろうと思っていた。今から思えば当然である。6弦のギターでさえ最初に合わせた弦は、最後の弦を合わせたときには狂っている。それは弦を張ることでネックが起きてサドルとナットの距離が若干縮まり、弦は緩くなるので当然音は狂う。6弦のコンパウンドでもそうなる。コンパウンドを張ったときにギターに掛かるテンションは55.2kg、たったこれだけのテンションでもネックは少し起きるのである。益して12弦で私が使っているEJ-41のテンションは99.76kg!ネックにかかる負担は大変な物である。その分調弦は大変なのだ。
 然し昔YD-302-12の調弦が面倒臭いからと言って弦を張ったままにしていたが、ネックは何となっていない。昔のS.Yairiは、ネックが永久保証だったが、本当に立派なものだ。何で潰れちまったんだようー!まあ詮無きことではあるが、勿体ないことである。

 本日私のサイトの掲示板に書き込みがあった。その方は中日新聞の佐藤正明氏の漫画を検索していてこの「inuの足跡」にぶち当たったらしい。どうもその方もギターなんかにご興味があるらしい。インターネットでも矢張り、同じ様な魂は呼応して呼び合うのだろうか?因みに佐藤正明氏はK.Yairiをご愛好しているとのことである。
 顔は見えないがインターネットを通じての知り合いも少しずつ増えてきている。同好の士は矢張り呼応して集まるものらしい。

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May 06, 2006

又もやTHE PRODUCERS

 昨日又もや「THE PRODUCERS」を見てきた。本当は一昨日行くつもりだったのだが、色々あって一寸疲れたので昨日になった。お陰で金曜の夜は何と1,200円と言うことで妻と併せて900円もお安く見ることが出来た。是もお釈迦様のご加護のお陰と感謝しおります。
 で矢張り面白い!2度目ともなると前気付かなかった小ネタにも気付きより面白い!妻とはもう一度くらい見に行きたいと言っている。心配は客入りの悪さだ。早く打ち切られるかも知れない。この映画のDVDが出たら買おう!と妻と決めた。映画でよく小ネタまで理解しておいてもう一度Broadwayに観に行きたいものだ。
Producers_2nd是は2ndCastの時のPLAYBILL。
下はBroadway Original CastによるCDのRecording Session のDVDのジャケット。
Producers_recording_dvd


 3日に我が家のご近所の木香薔薇を紹介させていただいたが、実はあの日、別の処でもこれ又お見事な木香薔薇を見付けた。
 JR岐阜駅南口にある天満公園を散歩していたら小川の向こう岸にその木香薔薇は咲いていた。栽培しているお宅の2階全体に拡がり、其処に留まらずさらにお隣の屋根にまで到達し咲き誇っていた。イヤー立派なものであった。鉢植えではああは行かない。矢張り根は地にあるべきなのだろうか?地べたのない我が家では無理だ。一寸悔しい。でも眼福を得た良き日であった。


 さて話は変わるが、又もや性懲りもなくギターを買った。
 今度は何とマーチンである。それもHD-28V! 「!」を付ける程のものではない、言うお方もござりましょうが、私にとっては「!」ものである。貴方、Martinのドレットノート!しかもD-28のヴィンテージシリーズ!是が「!」無しでおりゃりょうか!てなものである。
 昨日我が家に来て直ぐ弦を張り替えて弾いてみた。うーーーん!良い!矢張りMartinは良い!YD-307だって勿論良い。でもMartinも良い。とても弾き易い!ネックがVシェイプなので弾きにくいという人も多いようだが、私にはとても弾き易い!音のバランスも響きも良い!大変良い!

 然しこれでもう暫くギターは買えないなあー。置き場所もないし、金もない。と言いつつ何時か又買うんだろうなあー。嗚呼物欲の人よ!

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May 03, 2006

ご近所の木香薔薇

ご近所のモッコウ薔薇

まあ見事な事だ。妻が散歩の折りに見付けてきた。

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April 30, 2006

『THE PRODUCERS』、牡丹、etc.

今月は9日に休んでから昨日まで結構忙しかった。それで仲々書き込みが出来なかった。ま、言い訳だけどね。

 さて最初のお題は『THE PRODUCERS the new MEL BROOKS musical』だ。
 2002年にニューヨークで見て以来大のお気に入りミュージカルなのだが、それが映画になって日本にやってきた。それを9日に見てきた。一寸遅くなったが感想を少々。
 「皆さん、是非見てください!面白いです。」もうとってもお馬鹿でチープで豪華!アメリカ人はシリアスな物より矢張りお馬鹿な物の方が良い物を作る!概ねのアメリカ人は底が浅いので仲々シリアスな物を作っても深くならないが、ああいう徹底的にお馬鹿な物を作ると良い!もう本当に良い!
 舞台それもオリジナルメンバーの物と比べれば、私は舞台の方が面白いと思う。がこの映画の出演者は殆どBroadway Original Castだ、一部違うがまあ良しとしよう。その違う人、特にフランツとウーラが惜しい!これは圧倒的にOriginalCastの方が良い!でも映画が楽しめない訳ではない。映画の方も頑張っているのでそれなりに楽しめる。是非ニューヨークに行く機会があったら舞台を見て頂きたい。その前に映画を見てしっかり予習しておくとより楽しめます。
TheproducersこれはOriginalCastの時のPLAYBILL。これを持っているのは一寸自慢。


 牡丹
 一昨年の正月用に買った牡丹が咲いた。正月に牡丹とは季節外れであるが、正月に咲くように栽培して日比谷花壇で売っていた。牡丹の花は、一輪だけであったが豪華で華やかで仲々正月に似つかわしかった。とても良い感じだったので昨年も買った。それは若干貧弱な花だった。
 さてその一昨年の牡丹が今年は咲いた。去年は咲かず、丸で枯れたようであったが、捨てずに世話をしていたら今年は何と3輪も咲いた(世話をしていたのは私ではなく主に妻である)。実に見事である。昨年買った物は今年は花を付けなかったが、元気に葉を茂らせているので来年は咲くだろう。今年咲いた方は来年はお休みになると思う。どうも牡丹は花を咲かせると栄養を使い切ってしまうらしくその翌年はよほど巧くやらないと咲かない物らしい。然し二鉢が交互に咲いてくれればそれで良い。それで十分楽しめる。

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 今日は伊自良の方へ行って来た。野の花を見、人が植えた花を見、伊自良湖でお握りを食べ、それなりに楽しい一日であった。
 最も出掛けた目的の自生クレソンには出会えなかった。一寸悔しい。もう少し詳しく教えて貰って又出掛けてみよう。帰りに筍を買った。これも楽しみ!もう筍もそろそろ終わりだ。今日買った物が名残の筍になると思う。しっかり味わいたい。

 最近我が家の屋上に猫(プーチンと命名)がやってくる。今日も来ていた。最初に妻が遭遇したときは、屋上で寛いでいたが妻に気付いて逃げた。然し今日などは私が言っても足にまとわり付いて馴れ馴れしい。一寸可愛くもある。まあそれほどの悪さをする訳でもないが、鉢植えを掘り返したり、鉢植えに糞をするのは困る。然し母が嫌いなのだ。年老いて運動も少なくなってきているのに猫が居ると屋上に上がらない。ますます運動不足になる。それは困る!それなりに運動はしていただかないと困る。
 そこでプーチンには悪いが屋上に来ないように進入経路に対策をした。猫返しである。隣の屋根から飛び移る屋上の手すりにヘニャヘニャの板を付けた。飛び付いてもプーチンの体重に耐えられずに折れる。然しプラスティック系の材質なので又元に戻る。飛び付くヘニャっと曲がり落ちる。戻る。プーチンは入れない。母喜ぶ。私達一寸寂しい。まあそんな寸法である。プーチン許しておくれ、猫より母のが大切なのだ。

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December 28, 2005

薔薇の植え替え

 本日晴天に付き、我ら薔薇植え替えせり!

 「金華山登れ!ネコ!ネコ!ネコ!」
 の妻の大号令の下本日薔薇の植え替えをした。小さい鉢の物は一昨日妻が一人で遣ってくれていたので大方本日終了。あとは馬鹿デカイ鉢に植えられている蔓薔薇の二鉢だけである。これについては、今年は表面の土を掘って牛糞を入れ、少し土を替えるだけで止そうと云う事になったので、後日チョイと作業すれば済むと思う。ひとまず安心安心。

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 イヤー本当に先日の雪、大雪と続いた時には今年は諦めようか、と思ったが何とか出来て良かった。これで来年も花が楽しめる!筈である。晩春頃から始まる眼福の日々が待ち遠しい限りである。

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