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August 06, 2009

夏の日に 夢の子犬の 星ふたつ

 我が家の愛娘(愛犬)あかねを6月11日に交配させた。出産予定日は、8月13日くらいだった。
 4日午後1時頃一頭を死産した。3日の検査でどうも一頭の心臓が動いているように見えなかったので、あるいはそうかも知れない、と思っていたが、そういう結果になってしまった。然し4日にエコーとレントゲンで診たときはもう一頭は順調だったのでそちらに望みを掛けることにした。
 「死産をするとつられて出てくる」と知り合いに言われた。4日夜からあかねの様子が如何にも「産みます」といった感じになってきた。あかねについてやって、うとうとしていたら、5日午前1時30分頃から出産が始まり1時45分頃に赤ちゃんの全身が出てきた。生きているかどうか心配だったが、何とか元気そうであった。
 最初興味を示さなかったあかねも、妻が赤ちゃんに興味を示すようにしむけると母性本能を刺激されて、赤ちゃんを抱くようになった。それからはもう「私の大事な赤ちゃん!」といった感じで、体中を舐めてやり、こちらが手を出すと威嚇するようにもなった。
 赤ちゃんは予定日よりも8日早い早産だったので、育つんだろうか?という心配が最初からあったが、朝まで元気に生きていて、時々「チー」と啼いた。朝9時くらいには倒れていた耳も立ってきたし、ホンの少し希望が見えたような気がした。あまりにも早く産まれてしまったので、獣医さんの所へ連れて行き、診ていただいた。
 元気は元気なのだが、おっぱいに吸い付く力が全くない。兎に角おっぱいを飲ませたいのだが、駄目だった。獣医さんでスポイトで口の中に入れたら少し飲んだようであった。しかしその後から急に動きが止まり、体温が下がっていった。産まれてからわずか八時間の命であった。
        露の世に 甘える間もなく 八時間
 獣医さんに連れて行くために、私達が赤ちゃんを抱いたときも、車の中も、診察台の上でもずっとあかねは赤ちゃんを自分から離されるのを嫌がり、可愛がりたかったであろう。もの凄く気にしていた。然し赤ちゃんが動かなくなった途端に、何かが判ったんだろう。悲しそうに丸くうずくまってしまって、それ以後赤ちゃんを余り気にしなくなった。
        八時間 我が子を抱いた 夏の夢
 家に帰ってきてから、しばらくは赤ちゃんを探していたようだが、諦めたようにぬいぐるみを集めて保育園を始めた。昨夜もぬいぐるみなしでは寂しくて寝られないようで、ぬいぐるみを抱いたまま寝ていた。
        夢の子を 探すあかねが いじらしく
        ぬいぐるみ 集めて犬の 保育園
 取り敢えず、あかねは悲しそうではあるが体調はそれほど悪くないようなので、あかねが以前のように元気になるのを待つばかりだ。しかし色々と疲れたんだろうなあ。頑張れあかね!私達も疲れた。そして泣いた。

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