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February 03, 2007

「姿三四郎」は面白い!!!

 よしだまさし氏の「姿三四郎と富田常雄」を読んで、これは何としても「姿三四郎」を全巻読まなくてはと思い、ヤフオクとアマゾンで講談社文庫の天の巻、地の巻、人の巻を手に入れた。昔のテレビの記憶や本宮ひろ志の漫画を読んで原作を読みたいと思いつつ、爾来の懶で探しもしない儘二十有余年やっと重い腰を上げて読む事になった。
 残念ながら今回入手した講談社文庫には、矢野正五郎の物語(明治の風雪)が収録されていない。然しまあ、本宮ひろ志の漫画で読んでいるのでいいや、と思いつつ、兎に角読み出した。!!!!これが面白い!!!!実に面白い!!!

 昔竹脇無我主演のテレビで見た檜垣との決闘の後の荒唐無稽なストーリーはそれなりに原作に忠実であったことも判った。新藤恵美が乙美と子爵令嬢の二役を演じていたが、その謎も解けた。猪木とアリの試合の猪木の先方も解せた。然し嗚呼焦れったい姿三四郎!大馬鹿野郎の唐変木!女心の判らぬドンガラガン!そのわからなさ加減は私以上である。凄い!お陰でいつまで経っても乙美はただただ待つばかりだ。然し面白かった。富田常雄の作品がもっと読みたい!特に「姿三四郎」の前編である矢野正五郎の物語(明治の風雲)は何としても読みたい。然し凡て絶版の儘である。「姿三四郎」この名作、傑作にして既に絶版となって久しい。何処か殊勝な出版社で出して頂きたい物だ。

 檜垣との決闘のあとで乙美と仲良く汽車に乗り横浜へ行くところで終わる、とか本宮漫画では若干脚色が加えられている。原作は、三四郎は乙美から逃げるように汽車に乗り横浜に行って姿を眩まして、横浜まで追ってきた乙美は一人寂しく東京へ帰っている。こうなると矢野正五郎の物語も何とか見つけ出して読みたい物だ。然し絶版の壁は高そうだ。

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