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March 04, 2006

今日のお仕事

 本日は「日本舞踊」のお仕事であった。正確には「日本舞踊の舞台稽古」であった。
 日本舞踊の仕事には、大きく分けて二種類有る。長唄や常磐津、清元などの演奏者が来て、生演奏で立ち方が踊る場合と今日のようにテープやMD,CDなど録音された音源を使用する場合である。
 本日は近頃ではあまり見なくなったメディア(録音媒体)を使用したので一寸紹介してみる気になった。

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 写真の左側にある物がそれで、オープンリールテープレコーダーである。懐かしい方や初めて見る方、色々いらっしゃると思う。博物館行きのように時々言われるがまだまだ現役で頑張っている、言うか使用している。確かに使用頻度は可成り減ったが、仕事によっては是が一番使い易く便利である。最新のデジタル機器の方が便利だと思われる方が多いかも知れないが、必ずしもそうではない。日本舞踊や現代舞踊のように踊り手(日本舞踊の場合後見も含む)の息を見ながら音を扱うような仕事には、オープンテープが最も便利である、少なくとも私には。勿論使用方法によってはデジタルならではの便利さもあるがこれらの仕事全体を見れば遙かにオープンテープの方が使い易く便利である。(右はデジタルミキサーです。有る意味超ベテランと新人の競演ですな)
 とは言えもうすぐ消えていくんだろうなあ、とも思う。いつまで使えるんだろうとも思う。理由は色々あるが、大きな物としてはテープの供給である。mp3プレーヤー全盛の時代、カセット、MDなど録音メディア自体の存続が危ぶまれるのに、オープンテープのように世界中でごく一部しか使用しなくなってしまったようなメディアがいつまで残るのか、甚だ心許ない。
 私自身、あくまでオープンに拘るわけではない。同様に便利で使い勝手の良い物が出現すれば、勿論使用する。但しデジタル機器が普及し出した辺りから、業界のスタンダードというか定番が決まらず困っているのも事実だ。未だデジタル機器は開発途上で新しい物、新規格が止めどもなく出てきて定着しない。
 私が求める条件はたった3つだ。これをクリアーしていたら直ぐにでも使用したい。
 条件:規格が出来てからせめて30年後に
     1.ちゃんと再生できる。
     2.メディアを再生する機器が有ればその場で編集が可能。
     3.世界中何処へ行っても使用可能。
 たったこれだけだ。オープンテープが出来た頃、この条件はクリアーしていたと思う。今では5年後も怪しい。メーカーさんには何とか頑張っていただきたい。

 さて明日は本番です。とちらない様にしないとね。

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