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February 13, 2006

両鼻腔粘膜焼灼熱術始末記

 これが今日やった手術の正式名称らしい“両鼻腔粘膜焼灼熱術”まあそのままと云えばそのままだ。

 13:30病院耳鼻科にて受付
    体温、血圧測定、抗生剤に対するアレルギーの有る無しを
    アンケート調査。
    病院の処置服に着替え。
 13:50点滴を入れる(手術終了までそのまま)
    ここで点滴をしたまま、手術の説明を受け、承諾書にサイン
    をする。(脱いだコートの中に印鑑を入れたままにしてきたの
    で承諾書の印は拇印で済ます。然し処置服に着替えて印鑑
    を持ってくる奴はいないと思うぞ。先に説明して承諾書に印鑑
    を押させるべきだと思う。)
    鼻の中に麻酔剤を染み込ませたガーゼを詰める。
    (全く関係ないが紗幕の事をドイツでは“ガーゼ”と云う)
 14:00手術室へ入る。
    手術開始。
    麻酔は程よく効いていたようで割とスムーズに粘膜は焼かれ
    ていった。左から始め、左の手前の麻酔が良く効いた所が終
    わったら、麻酔の効きが薄い奥に麻酔を染み込ませたガーゼ
    を入れて、右の処置に移った。

    焼く粘膜は下鼻甲介という部分の腫れた粘膜でこれを焼いて
    正常な粘膜に生え変わらせるのが目的である。

    順調に行くと思われたがそうは問屋が卸さない。
    私の右の鼻の骨、下鼻甲介の骨の形が悪くレーザーの先や
    内視鏡が入らないのでよく見えない、との事。この骨を折るこ
    とになった。骨を折るのは今回の手術を担当するという大変な
    お骨折りをして頂いている、主治医から前もってご説明して頂
    いていたので、私も了解の上で折る事になった。(麻酔は鼻の
    中だけなので先生と会話は出来る−最も麻酔が効いてくると
    上顎全体に広がり、終わり頃には下顎にまで効いていた)
    この骨を折るというのが大変な骨折りだったのだ(洒落を言っ
    てる場合ではない)。私は骨粗鬆症とは無縁の人間らしく骨が
    硬い!これがもう半端でなく硬い!骨を掴んで折ろうとするの
    だが仲々折れない。麻酔が効いているので痛くはないが、骨
    を折ろうと引っ張ったり捻ったりすると顔がついていってしま
    う。仲々折れない、やっとの事で鈍いグジャと云う音共に折れ
    たというか潰れて骨の向きは変わったようだ。これで鼻の穴
    の中は拡がって手術は続けられることになった。
    そこで左にも小さなのがあったのだが、右には結構大きな
    鼻茸が見つかった。これを相談の上切る事にした。
    こうして右の手前側を終え、麻酔を奥に詰めて左の奥を処置
    する。ここで又もや骨が邪魔になる。左も同じく折る事にした。
    これも仲々折れず、状況は同じである。
    そんなこんなで手術は、途中『熱いーーー!』の私の言葉を
    時々挟みながら、最初6Wで始まったレーザーの強さも途中
    で仲々焼けないので9Wにパワーアップして進んだ。

    手術終了。看護師さんが車いすで迎えに来てくれる。生まれ
    て初めて車椅子で搬送して貰う。如何にも病人らしくて何とな
    く気分が良い。(この時は未だ麻酔が効いているし、やっと終
    わったという気持ちの方が強かった)。
    手術終了直後の主治医の一言『ああ大変だったー』

    耳鼻科の診察室に戻って切り取った鼻茸を見せて貰い簡単
    な説明を聞いて、終わり。着替えて良いという事で着替えた。

 16:05着替え終了。
    長い手術であった。約2時間かかった。
    これでお金を払って、妻に迎えに着て貰って帰宅。

 手術中の感想としては「熱い!」そして「暑い!」鼻の入り口を火傷をする場合があるらしいが、確かにレーザーの先はとても暑くなっているので触ると暑い!先生は「謎だろう?」と不思議がっていたので触ってはいなかったようだが時折無茶苦茶に暑い物が鼻の入り口にあたった。ここは麻酔が効いていないらしい、それも不思議。
 手術中は身体の上に結構色々な物が被せられている、これがとても暑い。サウナのようであった。術後車椅子で搬送される間汗が冷えて寒かった。下着はビッショリと濡れていた。
 後はまあ「焦げ臭い!」ですね。とある小学生は「天津甘栗の匂い」と行ったが私には「アセチレンガスの匂い」だと思った。因みに術後6時間経った今も少々臭い。そして若干出血も続いている。

 結構疲れた!そして仲々辛い手術であった。これだけ辛い思いをしたんだから、今年、と云わず来年も再来年も鼻の通る爽やかな日々を送りたい物である。ハッキリ言ってもう遣りたくありません!

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