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February 23, 2006

第3回音響技術者のための邦楽セミナー

 一昨日、名古屋市音楽プラザで第3回音響技術者のための邦楽セミナーが開催された。有限責任中間法人日本音響家協会中部支部の主催であった。私は、受講生ではなく今年も講師を務めた。実に拙い講師で受講生の方々には申し訳ないと反省しつつ今年で3回目であった。もう少し面白く、スムーズにそしてより有意義なセミナーにしたいが講師を務めるなどと云う機会はないので仲々進歩しない。申し訳ない。

 第1回「箏曲」、第2回「舞踊の地方としての長唄」とやってきて、今回は「民謡」を題材として取り上げた。
 民謡の講師として藤栄会会主・内藤流家元の内藤千賀弘先生にお越し頂いた。内藤先生は話しも面白く、運びも上手く大変素晴らしい講師であった。内藤先生有り難う御座いました。
 一口に民謡と云っても南から北、西から東、そして屋内屋外、遊び、仕事、儀式など様々である。深くまともに取り上げると何処までやっても終わらないのでそこはまあ掻い摘んでやった。
 主催者サイドとしてはもっと民謡の生い立ちや歴史、伝播の経路や時代なども伺いたかったが、時間の関係でさらりと流していただいた。
 音響家として知りたい事遣りたい事をやる事を目標にして、内藤先生のお話を伺いながら、実際に三味線、尺八、そして唄を演奏していただいてマイクの種類を換えてみたり、置き位置(マイクの狙い)を換えてみたりしていい音、受講生(音響家)が良いと思う音と演奏家(この場合は内藤先生)の好む音を探ったり、リヴァーブを掛けるべき唄の種類、掛け具合なども探った。
 取り留めのない進行であったようにも思うが、恰好やりたい事は出来たのではないか、少なくとも6割くらいは何とかなった、と思う。時間的にまああの位ではないかと思う。役に立つようなセミナーではなかった!と云われればそれまでだが、役に立つかどうかは受講生の方々の生かし方次第とも思うので、少しくらいは役に立てて頂けると嬉しい。


 

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