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January 25, 2006

ギターのナット

「あなたの趣味は?」と問われれば、取り敢えず
 「ギター収集と演奏の真似事、読書!という程ではないですが本を読むのは好きですね。あと音楽を聴くのも好きですが、これは何処までが趣味で何処から仕事なのか自分でもよく判りません。他にはまあ時々料理を作る位かなあ。」
 と答えるであろう私は。それを聞いた人はきっと「ギター、音楽、読書、料理」と纏めるだろうが、なんか一寸ズレている気がする。そしてこの場合は一寸だしまあ良いか、となるが、報道は言ったことと報道されていることが全く違うことがよくあるらしい。マスコミが報道していることは何となくヒステリックで、針小棒大な内容が多いような気がする。その場合は困るなあ。
 兎に角マスコミを無闇に信じると国を滅ぼすことになるのは、昭和初期から太平洋戦争への一連の事件の通りである。

 それはさておき本日のお題は「ナット」である。
 ギターを演奏される方、売買されている方は大方ご存じだと思いますが、ギターの糸巻き(ペグ)と指板(フィンガーボード)の間にある(多くは)白っぽいと言うかアイボリー色の物で、ヘッド側の駒のようなものです。その材料は高い物は象牙から牛骨、堅い樹脂などが一般的ですが安い物にはプラスチックなんて物もあります。色違う所ではたまに黒檀や真鍮製の物もあります。

 さてそのナットを交換したんです、先月の24日クリスマスに、EJ-160Eの。
 以前は買った時の儘、樹脂製の安物(プラスチック?)が付いていたんですが、象牙のナットが安く手に入ったので換えてみました。まあ序でにサドル(ブリッジに付いている物で日本語では駒)も象牙に換えました。サドルは買って割合直ぐに自分で削ったタスクに交換していたんですが、仕上がりが気に入らなかったのでナット購入時に一緒に買いました。
 ナットを替えた効果は大変大きく、一寸眠むた目と云えないこともない音はガラリと変わって、粒立ちも良くなり又エッジも立って、ギターの材(マホガニー)らしい音になり、鳴りも良くなって、シャリーーンからジャリーーーーーンと音に迫力が出ました。
 それはそれで大変素晴らしかったのですが、自分でナットの溝を削ったので、結構低くしたつもりでも一寸弦高が高かったようで一寸弾き辛かった。そこで先日、意を決してさらに弦高を下げるべく、男はヤスリを持ちました。ビビリが来る限界まで削るぞ、と心に誓い、斎戒沐浴して挑みました。6弦を一寸削り過ぎて、修正しました(*)が、何とか上手く行きました。1フレットを押さえた時と押さえてない時の2フレット上での弦の高さが殆ど変わらない状態にしました。フィンガーボードから弦の下端まで約0.85mm!!大変弾き易くなりました。何と言ってもFが押さえやすい。あのギターを挫折する人の97.2%がこれで諦めると謂われる「F」、バレーコードともセーハとも謂われるギターの関門海峡、関所、「セーハを制覇すればギターを制する」とさえ謂われる、難関。その「F」を押さえるのが楽!やってみる物である。すべてのギターをこの高さにしてやろうと野望を抱いた。さあ頑張るぞうううう!!

 と云う訳で今朝一寸早起きしたのでYD-504のナットの溝を削りました。矢張り弾き易い、ネックがグッと握りやすくなった。ナットを擦ってネックがグッド!なのであります。
 本当にすべてのギターのナットをこの高さに削ってやろう!

 ナットの溝を削ると弦がネットに沈み込んでしまうのでこれも修正しなければならない。色んなサイトを見ると弦はナットに埋もれない方が音が良いとの事である。埋もれてしまうと弦の振動を押さえ込んで音が籠もり気味になるらしい。弦交換の時にこれも修正しよう!
 音の良い楽器を手にすることは本当に楽しい!

 因みに約0.85mmの高さは、ピックのハードの厚さでこれをフィンガーボードに置いて削る目安にしている。

*削りすぎた場合は、買った時に付いてきた象牙の粉に瞬間接着剤を混ぜて、それを溝に埋めてもう一度削りなおした。

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