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January 30, 2006

現代風俗研究会年報第26号「現代風俗 興行」

 通勤の電車の中でしか本を読まない。極偶に電車の中以外でも読むが、殆どの読書は電車の中だ。通勤のお伴である。そんな事情なので1冊読み終えるのに結構な時間が掛かる時が多い。勿論本によっては行き帰りだけで読めてしまう物もあるがまあ3日位は掛かる。疲れていたり、休みで電車に乗らなかったりすると1週間位掛かる時もなる。しかも遅読であるので、分厚くて硬い文章の場合はもっと掛かる時もある。

 今日、先週から読んでいた本をやっと読み終えた。
 現代風俗研究会編 現代風俗研究会年報 第26号 「現代風俗 興行-It's SHOW TIME!-」
 大変面白かった!色々な形で興行に関わる人、当事者や研究者、ファンなどが執筆者である。凡ての文章が大変面白いという訳にはいかないが全体としては大変楽しく、興味深く読むことが出来た。
 私の嗜好による物ではあると思うが、特に大道芸人・雪竹太郎氏の文章は胸に迫る物も有りつつ、大道芸に於ける多くの問題を提示し、深く考えさせられた。又それらの問題は大道芸に留まらず、「芸」・「芸能」全般についても考えるべき問題を含んでも居たように思う。「芸人」・「芸能者」と民衆、官憲それぞれとの位置づけ、関係、妥協点、心持ち、色々複雑な問題である。舞台スタッフとして(経済的に成立しているかどうかは置いておくとして)興行に関わる自分が不見識にして、無神経であったことも知らされた。反省且つ勉強が必要である。世の中にはよくあることだし、往々にして人はそうなりがちであるが、不見識の人間が判ったようなことを言うことは慎むべきである。勿論私のことである。これからは気を付けよう!とは思うがお調子者の私は不用意に発言してしまうんだろうなあ。少なくとも誰と話をしているか位は注意しよう。
 
 さて他にも面白く、興味深い記事が満載なので是非多くの方に読んで頂きたい。
 特に第1幕と第2幕は面白い。(興行がテーマなので章割りが芝居風になってます)

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