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March 30, 2005

テレビの中の日本語 其ノ一

 先日、と言っても少々前の事になるが出勤前にテレビを見ていたら「親父の小言」に付いて何やらやっていた。「親父の小言」は元々何処ぞの寺の住職が書いたものとの事であった。それはまあ、ここではどちらでも良い。問題はそこからそのコーナーが進行する時の局アナの一言である。

 「では現代の親父はどんな小言を漏らしているのでしょうか?」

 小言って漏らすものなのか?「言う」ものではないのか?
 「お父さん、この子に小言の一つも言ってやって下さいよ。」とか言って女房に背中を押されたにしろ、与える側と与えられる側の立場は、明らかに与える側の方が優位で地に足が着いた人間からそうじゃない人に言われる物だろう。漏らされたのでは受け取る方も辛いと言うか、やり切れなかろう、秘密やオシッコじゃないんだから。それに漏らされたんでは立場も上下関係も有ったものではなかろう。言葉・日本語を扱う商売のアナウンサーがそんなことで良いのか!

 と思うがテレビやラジオを聞いていると耳を疑うことが多い。別の日にもニュースキャスターがおかしな事を言ったが残念ながら失念したが一緒に聞いていた妻は「一週間に8人の女の家から仕事に出かけてた人だから」と飽きれていた。

 また別の日、俳句講座でタレントが「何気に〜」と言っても何事もなったように番組は進行していった。私はこの「何気に〜」という言葉使いが大嫌いだ!「何気なく」なのか「何気があるのか」どっちなんだ、と突っ込みたくなる。全くこのタレントは、俳句なんか習う前に習うべきものがあるように思うんだけど。如何なものでしょうか?某国営放送様

 そう言えば某有名占い師が昔言った「にちじょうちゃめしごと」も吃驚した。彼女はその後で「私はアサ学なのでよく知らない」とご自分の学がないことを正直に言っておられた。
 然し彼女をテレビで見かけると余りの下品さに反吐が出る。あんな傲慢な人の言葉を有り難がる御方というのはどんな精神構造をしておいでなのだろうか?

 テレビを見ていると色んな日本語に出会える。良くも悪くもこうして日本語は変化していくんだろうなあ。それはそれで良いけど、如何な物かと思う言葉が結構あるのも確かだ。私は浅学にして不明な点や間違いも多いが明らかに間違った日本語が堂々とテレビから流されるのが日常茶飯事では困る。

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